
アラブニュース
ダンマーム: サウジ通信社が報じたところによると、中東とヨーロッパのトップミュージシャンや作曲家がサウジのフェスティバルに集結する。ジャズ音楽におけるウードの重要な貢献を称えるというのがこのフェスティバルのテーマとのことだ。
サウジの音楽委員会は金曜日から2日間、ダンマームのダーラン・エキスポで第1回アラブ・ジャズ・フェスティバルを開催する予定だ。
出演者の中にはレバノン系ドイツ人のウードマスターでドイツのジャズ音楽賞を10回受賞しているラビ・アブ・カリルや、バンド・アクロス・ボーダーズといった大物がいる。
また、アラブやヨーロッパで活躍するヴォーカリスト、各楽器プレイヤー、ジャズ、ポップス、ロックのミュージシャン等で編成するジャズオーケストラがサウジの有名なアラブ楽曲を演奏する予定だ。
さらにエジプトのウードマスター、ハゼム・シャヒーンが新たなジャズバンド編成で出演するほか、現在14歳で最年少のアラブ公認ウードマスター、モハメド・アボゼクリーも出演予定だ。
バーレーンのサウジ・フュージョン・バンドのマジャズ、サウジバンドのアル・ファラビ、ダンマームのジャズ・フュージョン・バンドのモザイクなど、サウジ音楽界の新星たちがこのラインナップをサポートする。
ダーレン・エキスポでフェスティバルを開催するにあたり、サウジアラビア最大の展示会会社の一つである音楽委員会はサウジ人およびアラブ人で才能ある者をプロモートしたり、このようなイベントに参加する機会を提供することを目的としている。