

アミン・アッバス
セガとパラマウント・ピクチャーズは、映画『ソニック・ザ・ムービー』3作目の全米公開予定日を2024年12月20日と発表。
セガの青いマスコットを主役に据えた映画シリーズの3作目は、ソニックフランチャイズ初の実写ドラマシリーズと並行して今年の2月に製作が開始された。実写ドラマシリーズはパラマウント・ピクチャーズの配信サービスであるパラマウントプラスにて2023年に公開されるもので、ナックルズがストーリーの軸となる。ナックルズ役はイドリス・エルバ氏が続投。
2020年の『ソニック・ザ・ムービー』の続編として製作された映画2作目は今年4月に公開された。製作会社はセガサミーグループとオリジナル・フィルム、グローバル配給はパラマウント・ピクチャーズによって行われた。「ドクター・ロボトニック」役を大物俳優のジム・キャリー氏が引き続き演じたほか、「トム・ワカウスキー」役にジェームズ・マースデン氏、「マディ・ワカウスキー」役としてティカ・サンプター氏が出演。声優も実力派揃いで、ベン・シュワルツ氏が「ソニック」役を、コリーン・オショーネシー氏が「テイルス」、イドリス・エルバ氏が「ナックルズ」を演じる。
『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』の7月3日時点の興行収入は、米国で約1億9100万ドル、全世界で約4億200万ドル。日本での公開は8月19日となる。
パラマウント・ピクチャーズは2021年2月に『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』の公式発表を行った。監督はファウラー氏が続投、またパット・ケイシー氏とジョシュ・ミラー氏が再び脚本を手掛けた。新作映画にはニール・H・モリッツ氏、トビー・アッシャー氏、中原徹氏がプロデューサーとしてクレジットされる一方、里見治氏、里見治紀氏、ティム・ミラー氏がエグゼクティブプロデューサーとしてクレジットされている。
『ソニック・ザ・ムービー』1作目の全世界興行収入が3億1900万ドルを超え、2020年公開映画の中でも有数のヒット作になった後、製作スタジオは続編の製作を決定した。
製作スタジオによる続編製作は、ソニック・ザ・ムービーの1作目の全世界興行収入が3億1900万ドルを超え、北米におけるビデオゲーム原作映画の興行収入記録を打ち立てた後で決定された。
ソニックのゲーム1作目がリリースされたのは1991年のことで、当時のセガは任天堂のマスコットであるマリオに対抗するべく、アレックスキッドに代わる新たなマスコットキャラクターを求めていた。ソニックの成功もあって、セガは1990年代初期の16ビット時代にゲーム業界を主導する会社のひとつとなった。