
リヤド:アラブ最大のエンターテイメント・ファクトリーがリヤドにオープン。サウジの人材を支援し、世界の舞台へと導く。
総合娯楽庁のトゥルキ・アル・シェイク長官は10月29日土曜日、Merwasの共同創業者兼CEOナダ・アル・トゥワイジリ氏、共同創業者兼コンテンツ最高責任者ルミアン・アル・ルマヤン氏、そしてアーティスト、作曲家、音楽配信業者など多数の来賓者出席の下、活動を開始した。
Merwasはブールバード・リヤド・シティにあり、リヤド・シーズンの15箇所あるエンターテイメント・ゾーンの1つである。Merwasには、来訪者が映画と映画撮影の世界をじっくりと見ることができる機会を提供する、国際レベルのスタジオが複数設置されている。
アル・トゥワイジリ氏はアラブニュースに対し、スタジオを22箇所備えたMerwasは学術研究も兼ねたカルチャーファクトリーであると語った。
国際レベルのスタジオでは、来訪者が映画と映画撮影の世界をじっくりと見ることができる。
同氏は次のように述べた。「5年以内にこの業界におけるすべての問題を解決することが最初の目標です。2つめの目標は、サウジアラビアの人材を可能な限り多数育成することです。3つめの目標は、知的財産、ロイヤルティ、著作権を紹介し、コミュニティやアーティストの意識を高めることです。」
「究極の目標は、サウジ王国以外にも拡大することです。Merwasが地域的にも世界的にも存在感を示すことを強く望んでいます。」
5,000平方メートルあるファクトリーは、芸術と娯楽に対する考えを変えたり、アーティストや研究者に支援的な環境を提供したりして寄与することになる。
アル・トゥワイジリ氏は次のように述べた。「Merwasはこの業界における革命ですが、今ご覧になっているものは、最初の一歩に過ぎません。」
「私たちはゲームチェンジを、ゲームのルール変更を強く望んでいます。最初の一歩目からやり直すのではなく、この場所から始めます。」
「我が国の人材が国内から世界へと羽ばたく姿を見たいと思っています。我が国には、非常に成熟した、非常に教育水準の高い人材がそろっています。」
スタジオでは、学術研究、制作ネットワーク、アラビア語と英語の二言語で放送するラジオ、芸術制作会社、クリエイティブチームを通じて、創造物の改善、人材開発、芸術的財産権の保護を行う理想的な環境を提供している。
アル・トゥワイジリ氏は次のように締めくくった。「あらゆるタイプのジャンルの声を聴くのであれば、世界の人々に私たちの声を聞いてもらいたいと思っています。もうその時が近づいています。」