
アラブニュース・ジャパン
ルイ・ヴィトンは、水玉模様のアート作品で知られる日本のアーティスト草間彌生とコラボレーションし、「Creating Infinity」と題した今年最初の大規模コレクションを発表した。
草間氏がフランスのファッションハウスとコラボレーションするのはこれが2 回目であり、最初のコラボレーションは10年前、2012年に行われている。
幅広いコレクションは、靴、バッグ、ウィメンズウェア、メンズウェア、アクセサリーを含む 450 点以上、ほぼすべての製品カテゴリに及んでいる。
作品はすべて草間氏の特徴的なモチーフから着想を得ており、ペイントドット(湿ったペンキを垂らしたような水玉模様)、インフィニティドット(これは彼女の究極のシグニチャーであり、生き生きとした水玉模様がモノグラムのキャンバスを覆っている)、スタッズ付きのメタルドット(1996年のベネツィア・ビエンナーレで彼女が発表した鏡張りの球体を思わせるもの)、1933 年の彼女の絵画「花」から着想を得たサイケデリックフラワーなど、様々な模様が施されている。
コレクションに施された模様により繰り返し描かれるテーマは、「繰り返し」と「永遠」から着想を得た同様のモチーフを特徴とする彼女のアート作品を模している。
前回発表されたコレクションとは対照的に、ルイ・ヴィトンの草間彌生コレクションは今回初めてインスタグラムで発表された。このファッションハウスのインスタグラムアカウントにはジゼル・ブンチェンなどをフィーチャーしたキャンペーン画像が掲載されており、これが大きな注目を集め、150万以上の「いいね」を獲得した。
また、コレクションを販売する一部の店舗やポップアップスペースは草間氏のキャンバスに姿を変えた。それらの場所では水玉模様とミラーボールが空間全体を覆っており、訪れる人々はこのアーティストの作品に没入することができる。