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アル・ウラー(AlUla)、ノーベル賞受賞者らを迎え、ヘグラで初の会議を主宰

03 Feb 2020
ノーベル賞受賞者並びに世界の著名なリーダーらの集まりが、サウジアラビアのユネスコ世界遺産所在地であるヘグラで開催。© Hegra Conference of Nobel Laureates 2020 (外部供給)
ノーベル賞受賞者並びに世界の著名なリーダーらの集まりが、サウジアラビアのユネスコ世界遺産所在地であるヘグラで開催。© Hegra Conference of Nobel Laureates 2020 (外部供給)
ノーベル賞受賞者並びに世界の著名なリーダーらの集まりが、サウジアラビアのユネスコ世界遺産所在地であるヘグラで開催。© Hegra Conference of Nobel Laureates 2020 (外部供給)
ノーベル賞受賞者並びに世界の著名なリーダーらの集まりが、サウジアラビアのユネスコ世界遺産所在地であるヘグラで開催。© Hegra Conference of Nobel Laureates 2020 (外部供給)
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Updated 03 Feb 2020
03 Feb 2020

この会議は1月30日から2月1日まで行われ、ノーベル賞の平和、経済、文学、物理学、化学、哲学、医学といった部門の受賞者並びに32カ国の政界リーダーが出席して、人類と世界の現状を改善をテーマに話し合い解決策を提示する。

同イベントは、サウジアラビアの文化相かつアル・ウラー王室審議会会長バドル・ビン・アブドラ・ビン・ファルハン・アルサウド皇太子によって主宰された。

「歴史や伝統の様々な観点が、気候変動への取り組みを助ける解決策となることを認識し、多岐にわたるアイデアを生み出していくことが緊急に求められています」- オードリー・アズレ 文化相並びにアル・ウラー王室審議会会長バドル・ビン・アブドラ・ビン・ファルハン・アルサウド皇太子がユネスコのAudrey Azoulay局長と、サウジアラビアのアル・ウラーで開催されたノーベル賞受賞者ヘグラ会議で会話。© Hegra Conference of Nobel Laureates 2020

何世紀もの間、アル・ウラーはあらゆる宗教と文化を背景に持つ人々が集まって共に考え、話し合い、考えを交換する場所となっていた。

この精神のもとに、ヘグラ会議はインパクトのあるソリューション志向の会議であり、そこでの議論は教育、衛生、農業、経済の将来に関する明確なソリューションの開発についてまとめ上げることを目的としている。

前回の会合の結論と推奨事項には、世界の負債に関する国際会議の必要性、世界規模のエイズ研究への共同出資、中東科学基金(MESF)の創設などが含まれていた。

前回の会議では、テロリズムに対抗する教育の役割、核兵器の拡散防止、貧困、経済上のエンパワメント、文化、世界中の社会に対するグローバリゼーションのインパクトといった、広範にわたる複雑な諸問題が焦点となっている。

今年のテーマは「伝達:伝統の共有」で、アイデアの伝達というものが、文明だけでなく人間性全般にとっていかに根本的な原則であるかを検証する。

「ただ継続するだけの時代は終わったということを世界に告げる必要があります。変わらなければ、我々は終わりです。我々には一体どれほどの時間が残されているのでしょう?」2006年ノーベル平和賞受賞者でグラミン銀行創設者であるムハマド・ユヌス氏がサウジアラビアのアル・ウラーで講演。© Hegra Conference of Nobel Laureates 2020
2006年ノーベル平和賞受賞者でグラミン銀行創設者であるムハマド・ユヌス氏がサウジアラビアのアル・ウラーで講演。© Hegra Conference of Nobel Laureates 2020

2020年ノーベル賞受賞者ヘグラ会議の開催地として、ビジョン2030をふまえ、アル・ウラーは持続可能なモデルと環境保護に役立つ考え方に基づいて新たな産業を開発し、女性と若者をエンパワーして新たなビジネスを生み出していくことを目指している。

アル・ウラー王室審議会のCEO、アムル・アルマダ氏は次のように語る。「我々の傑出した参加者たちが、サウジアラビアで最初に認定されたユネスコ世界遺産の所在地で、大いに触発し合うことを望んでいます。アル・ウラーは太古から諸文明が行き交ってきた地であり、様々なアイデアやイノベーションが何千年もの間ここで論じられてきた場所なの   です。」

「この会議のテーマが「伝達」であるように、我々はアル・ウラーの文化的様相を、自然と芸術が融合するようなものへ新たに作り変えていくことに積極的に取り組んでいます。今日、この太古からの土地における近代的な会場で世界最高レベルの有知識者の方々にお集まりいただいています。過去と未来の橋がけとなるような新たな発見、知性ある意見、文化交流をぜひとも期待するところです」とアルマダに氏は続けた。

リチャード・アティヤス&アソシエーツの最高責任者で同会議の主事を務めるリチャード・アティヤス氏が以下のようにコメントしている。「我々の歴史と文化を理解し、同時にそれを新たな世代と共有していくことは人間性の向上に欠かすことができないものです。世界中の政治、経済、文化、衛生、社会の危機的状況によって先行きの不透明なこの時期に、数千年の歴史を持つ土地でこの会議を開催することには、謙遜と人道主義をもって我々のルーツへと立ち返らせてくれることでしょう」

左上(時計回りで)Finn Kydland、 2004年ノーベル経済科学賞受賞、カリフォルニア大学サンタバーバラ校; Abdessattar Ben Moussa、2015年ノーベル平和賞受賞;Mario J. Molina、1995年ノーベル化学賞受賞、大学教授;Leymah Roberta Gbowee、2011年ノーベル平和賞受賞、プレジデント;Lord David Trimble、1998年ノーベル平和賞、英国上院議員;President Lech Wałęsa、1983年ノーベル平和賞受賞、前ポーランド大統領;Roger D. Kornberg、2006年ノーベル化学賞受賞、スタンフォード大学ウィンザー教授および構造生物学教授;Kurt Wüthrich、2002年ノーベル化学賞受賞、スイス連邦工科大学チューリッヒ校、分子生物学・生物理学研究所;Minister Mohamed Fadhel Mahfoudh、2015年ノーベル平和賞受賞、 前憲法機関・市民社会・人権関係相、前チュニジア弁護士団プレジデント;Sir Christopher Pissarides、 2010年ノーベル経済科学賞受賞、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス経済・政治科学学部 右下(反時計回り)Serge Haroche、2012年ノーベル物理学賞受賞、コレージュ・ド・フランス名誉教授;Gerardus ‘t Hooft、1999年ノーベル物理学賞受賞、ユトレヒト大学;Hassine Abbassi、2015年ノーベル平和賞受賞、チュニジア総合労働組合事務総長;Rigoberta Menchú、1992年ノーベル平和賞受賞、リゴベルタ・メンチュウ・トュム基金人権運動家;H.H. Prince Badr Bin Abdullah Bin Farhan Al Saud、文化相およびアル・ウラー王室審議会会長;Audrey Azoulay、ユネスコ局長;Muhammad Yunus、2006年ノーベル平和賞受賞、グラミン銀行創設者;Ouided Bouchamaoui、2015年ノーベル平和賞受賞、チュニジア産業・貿易・工芸品連合(UTICA) 会長;Ambassador Sergio Duarte、1995年ノーベル平和賞受賞、ブラジル外交局;Robert C. Merton、1997年ノーベル経済科学賞受賞、ジョン&ナッティ・マッカーサー大学名誉教授、ハーバード大学経営学部金融特別栄誉教授、マサチューセッツ工科大学スローン・スクール・オブ・マネジメント。© Hegra Conference of Nobel Laureates 2020.

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