
全日本空輸(ANA)は16日、成田―ウラジオストク線に就航した。小型機エアバスA320neoで、28日までは週2往復、29日からは週3往復運航する。
新型コロナウイルス感染拡大で、成田空港での就航式典は中止し、石田洋平執行役員成田空港支店らの立礼、記念グッズの配布にとどめた。初便の予約数は、定員146人のところ成田発が46人、ウラジオストク発が92人にとどまった。
2月末の時点では、両便とも満席だったという。
石田支店長は取材に応じ、「極東ロシアは新型コロナウイルスの感染者が出ていないので、当初の予定通り就航することになった」と説明。国際線全般について「未就航エリアに路線を展開し、国際線を成長の柱にしていく。
現在は減便を余儀なくされているが、感染終息に向けていろいろ準備していきたい」と述べた。
JIJI Press