
東京:経済産業省資源エネルギー庁の発表によると、4月の日本のサウジアラビア産原油輸入量は3,110万バレルで、全体の39.5%を占めた。
4月中に日本が輸入した石油は約7,884万バレル、そのうちアラブ諸国のシェアは95.6%の約7,535万バレルであった。アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーンの5カ国と中立地帯からの輸入が大きく貢献したことは、世界のエネルギー力学と日本のエネルギー安全保障における中東諸国の戦略的重要性を浮き彫りにしている。
アラブ首長国連邦(UAE)が最大の供給国として浮上し、3,579万バレルを供給し、総輸入量の45.4%を占めた。そのほかにクウェートとカタールが、それぞれ471万バレル(6%)と277万バレル(3.5%)を供給した。オマーンや中立地帯のような小さな貢献国も、日本の総輸入量の0.6%を提供する役割を果たした。
日本が4月もイランとロシアからの輸入を禁止したため、残りの輸入元は米国(1.6%)、中南米(1.6%)、オセアニア(0.8%)、東南アジア(0.4%)となった。