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三菱UFJ、損失3600億円=海外子会社の株安で―20年3月期

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01 Apr 2020 03:04:46 GMT9
01 Apr 2020 03:04:46 GMT9

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は31日、2020年3月期連結決算で3600億円の損失を計上すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、子会社でタイ大手商業銀行のアユタヤ銀行株式が取得価格から半値以下となり、買収価格との差額を減損処理し、3433億円の特別損失などが発生した。 

 19年12月末に特別損失で計上したインドネシア子会社ダナモン銀行の損失額も確定した。損失額は、ダナモン銀行が2128億円、アユタヤ銀行が1305億円で、買収価格と実際の資産価値の差額に当たる「のれん代」を一括償却した。

 MUFGは19年4~12月期決算で、ダナモン関連の特損計上を受け、連結純利益を7500億円に下方修正した。今回の損失処理が20年3月期業績に与える影響については精査している。

時事通信社

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