
アラブニュース
ロンドン:G20加盟諸国の財務大臣および中央銀行総裁たちが火曜日にテレビ会議を開き、COVID-19パンデミックへの連携した取り組みについて話し合った。
出席者たちは、先週サウジアラビアが議長国となって開催されたG20 首脳会議における決定事項を実行に移すためのロードマップについて合意した。
そのなかには、G20加盟国の共同行動計画の実行も含まれている。世界の経済大国がパンデミック対策措置としてこれまでに実行し、今後も実行し続けていくことになる各国および全体の行動の概要を示すものだ。また、低所得国が感染対策に集中できるようにそれらの国が陥りやすい負債リスクにも対処する。
「G20の財務大臣および中央銀行総裁はまた、COVID-19パンデミックのなか、振興市場国や発展途上国の支援に必要かつ可能なあらゆる資源を供出してさらなる取り組みを模索すべく、国際通貨基金(IMF)や世界銀行グループ等の国際金融機関の役割についても議論した。そのなかには金融安定化を支援したり資金流動の制約を緩和するなどの措置も含まれる」とG20は発表した。
世界銀行は、加盟国のパンデミック対策を支援するために、今後15カ月で1600億ドルの額を準備していると述べた。
G20 諸国の財務相と中央銀行総裁たちは、次回4月15日のテレビ会議までのロードマップ上の任務を遂行すべく、関連する作業グループに課題を与えた。