
東京:日産自動車は、ホンダに米国で自動車を供給する可能性について協議中であり、利用率が低い米国の工場を活用する可能性を検討していると、日経新聞が金曜日に報じた。
同報道によると、日産はミシシッピ州のキャントン工場でホンダのピックアップトラックを製造する可能性を検討している。同工場では現在、フロンティアなどのモデルが生産されている。
この報道は、両社が中国自動車メーカーの競争激化や日米間の自動車関税を巡る貿易交渉など、厳しい事業環境下にある中で浮上した。
両社は以前、世界第3位の自動車連合を形成するための経営統合について協議していたが、今年初めに合意に至らなかった。
日産の広報担当者は、営業時間外のためコメントの要請に即座に応じなかった。一方、ホンダの担当者はコメントを求められたが、即座に回答できなかった。
ロイター