
2019年10月23日水曜日
サウジアラビア知的財産当局は水曜日、日本特許庁との協力覚書に署名した。
今回の署名は東京で開催されたサウジ-日本ビジョン2030委員会の第4セッションの会議の中で行われた。
この覚書は協力のための枠組みを確立し、知的財産の尊重に関して協力を促進するほか、特許、実用新案、工業デザインならびに商標の分野で人材育成を行うことを目的としている。
覚書の実行にあたり、会議の中では知的財産データ交換プログラムおよび特許審査ハイウェイへの署名が行われた。
この戦略的パートナーシップでは、特許審査のスタンダードを上げ、サウジアラビアが保有する特許の日本での登録を迅速化させるほか、世界知的所有権機関が管理する特許協力条約にサウジアラビアが加盟して以来増加した同国における日本の特許申請をさらに呼び込むことを目指している。