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エアアジア、事業廃止=コロナで利用減、国内航空初

エアアジア・ジャパンは名古屋市の近くに位置する中部国際空港を拠点としており、新型コロナウイルスの影響により日本での事業を撤退する最初の航空会社となる。
エアアジア・ジャパンは名古屋市の近くに位置する中部国際空港を拠点としており、新型コロナウイルスの影響により日本での事業を撤退する最初の航空会社となる。
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06 Oct 2020 12:10:58 GMT9
06 Oct 2020 12:10:58 GMT9

格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパン(愛知県常滑市)は5日、事業廃止を決定したと発表した。運航する全路線を12月5日付で廃止する計画を国土交通省に届け出た。新型コロナウイルスの影響で利用客が急減している上、収束時期の見通しが立たず事業継続は困難と判断した。コロナの影響で国内航空会社が事業撤退するのは初めて。

 同社はマレーシアのLCC、エアアジアの傘下企業として2014年7月設立。中部空港を拠点に札幌など3都市を結ぶ国内線と、台北発着の国際線を運航していた。コロナの影響で4月上旬から全面運休し、8月には国内線の運航を再開したが、10月1日から再び全線で運航休止を余儀なくされた。運休は事業廃止となる12月5日まで続く見通し。 

 社員約270人は段階的に解雇する。会田純代表取締役は発表文の中で「苦渋の決定をした」と説明。その上で、利用者や支援者に対して「心より感謝と御礼を申し上げる」と述べた。

 エアアジアグループが運航する他の日本路線への影響はなく、出入国規制が緩和され次第、再開する予定という。

JIJI Press

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