
東京: 日本のカジュアルファッションブランド「ユニクロ」の親会社ファーストリテイリングは、来年8月までの年間営業利益が予想よりも高い64%の増加となり、世界的なパンデミックを原因とする前年の落ち込みを回復すると予測する。
リフィニティブ社のデータによれば、同社は終了したばかりの今年度の営業利益を1年前から42%減の1,490億円(14.2億ドル)と報告したものの、市場のコンセンサス予想である1,370億円(13億ドル)を上回った。
今後1年の営業利益についても、同社の予測は2,450億円(23.2億ドル)と、市場予測の2,350億円(22.3億ドル)を上回る。
その他の世界のアパレルメーカーと同様にファーストリテイリングも、サプライチェーンに大混乱を引き起こし買い物客の外出と支出を減少させたコロナウィルスの大流行から大きな打撃を受けてきた。
しかし同社は潤沢な現金と実用的でカジュアルな服への注力のおかげで、多くのライバル社よりもましな結果を得た。
ファーストリテイリングの木曜の株価は水曜よりも1%高の70,420円(669ドル)で終了した。これは3月に付けた安値よりも70%高い水準である。
ロイター