
Shane Mcginley
ドバイ:ドバイの資産運用会社、シュア・キャピタル(SHUAA Capital)は 投資家市民権市場への参入を目指す新たな提携によって、1億ユーロ(1億1,800万ドル)規模の不動産ファンドをモンテネグロに立ち上げると発表した。
136億ドルの資産を運用するシュア・キャピタルは、FDI =海外直接投資の促進に向けた不動産プロジェクトを専門とするコンサルティング会社、アートン・キャピタル(Arton Capital)と提携した。
両キャピタルは提携により、1億1,800万ドルのファンドをモンテネグロに設立する。同ファンドは、投資の見返りにモンテネグロの居住権や市民権を得ようとする人を対象とした多目的不動産プロジェクトを立ち上げる。
水曜日のプレスリリースによると、このファンドは20%の投資利回りを目標としている。
「投資家市民権プログラムは有望な国際市場であり、新型コロナウイルスのパンデミックによって、世界中で、将来の医学的、社会的、経済的な安全を確保する方法について検討する人々が増えているので、需要はさらに増大するばかりだ」とシュア・キャピタルの副社長兼資産運用責任者のMustafa Kheriba氏は言う。
過去5年間に、アートン・キャピタルは12か国の投資家市民権プログラムに関わり、およそ40億ドルのFDIの呼び込みに協力している。