
日本の電機メーカー、パナソニック株式会社が、超低温管理が必要な米ファイザーの新型コロナウィルスワクチンを保管するための専用ボックスを開発するため、自社の冷蔵庫の技術を使うと発表した。
パナソニックは21日、3月にサンプルが準備でき、1、2ヶ月後に製品ができる見込みだと発表した。
ボックスには、米ファイザーのワクチン保管に必要なセ氏マイナス70度を保つため、ドライアイスが使われる。電源は必要ない。
日本政府は、今年7200万人に接種するのに十分な量のワクチンを確保するための米ファイザーとの契約を含め、様々な製薬会社と取引している。7200万人は、国内人口の半数以上である。
日本は新型コロナウィルス感染拡大により死者数が3週間で2倍の4600人以上となったことを含め、感染者数が急増した後、ワクチンの接種開始を急ぎ押し進めている。
AP