
【ニューヨーク時事】トヨタ自動車の米子会社、北米トヨタは10日、2025年までに米国で販売する新車の4割を電動車とする目標を明らかにした。30年までにこの比率を7割近くまで高めることを目指す。1月に誕生したバイデン政権が環境規制の強化や電気自動車(EV)の普及を目指しており、電動車の販売に弾みをつけたい考えだ。
トヨタはまた、年内に米国でEV2車種とプラグインハイブリッド車(PHV)1車種を発表すると明らかにした。報道によれば、発売は22年になるとみられる。
外部電源からの充電で走るEVと、ガソリンも併用するPHVを投入することで、同社は「消費者がニーズに合わせて複数の電動車から選択できる」と強調した。
JIJI Press