
Deema Al Khudair
ジッダ:BNPパリバは、サウジアラビアにおける責任者としてリーマ・アル・アスマリ氏を任命し、サウジアラビアにおける同社の企業および投資銀行(CIB)のプレゼンスを強化した。
同氏は、戦略的顧客、多国籍企業、および政府関連団体との関係を強化することに焦点を当てて、銀行の国家商業戦略を監督する。
また、持続可能な金融を含むすべてのCIBセグメントで銀行の商品とサービス業務を拡大する責任を有する。
BNPパリバ中東地域およびアフリカ(MEA)地域の責任者兼BNPパリバMEA執行委員会のメンバー、アミネ・ ベル・ハジ・ ソウラミ氏は、「リーマが参加し、サウジアラビアに関する深い知識でチームを強化できることをうれしく思う。」と述べた。
また、「BNPパリバは、2005年に同社がサウジアラビアでの営業を開始以来、この地域の全体的な発展における同国の重要な役割を長い間目にしてきた。」と付け加えた。
アル・アスマリ氏は、サウジアラビアのCEOを務めていたナティクシスからBNPパリバに加わった。同氏は以前、同国のJPモルガン・チェースに9年間在籍し、財務サービスの同国における責任者として勤務していた。
格付け会社、ムーディーズは、同氏の任命と合わせて、女性の労働参加の拡大は、サウジアラビアの非石油経済も成長を後押しし、平均世帯収入を改善する可能性があると報告している。
同国が2月に発表した最新の労働市場調査によると、サウジアラビアの女性の労働参加率が2020年の第3四半期に31.3%に上昇し、2019年末の26%から増加していることが確認できる。この数字は2016年の約2倍となる。
サウジアラビアは、2030年までの経済改革計画「ビジョン2030」の下で、女性の労働参加を2030年までに30%にすることを目指している。これは、現在、予定より早く達成している目標である。
何十年にもわたる女性による運転禁止の撤廃は、最初の大きな一歩であった。政府はまた、女性の通勤費と育児費を支援するための補助金プログラムを作成した。