
アラブニュース
ドバイ:サウジ基礎産業公社(SABIC)が2020年下半期分として株主に45億サウジリヤル(12億ドル)にのぼる現金配当の分配を承認した。
適格株式は1株当たり1.5サウジリヤルの配当を受けることになり、これは額面株価の15%にあたる。同社の声明によると、配当金は2021年5月3日に分配されるという。
この発表に基づくと、昨年度の配当総額は1株当たり3サウジリヤル、総額90億サウジリヤルとなる。
同社CEOのユースフ・アル=ブニャン氏は、パンデミックの渦中における同社の回復力と、売上高が1,170億サウジリヤルにまで伸びたことを強調した。
「当社の回復力は健全なビジネスモデル、効率的な運営、効果的な顧客関与によるものだ」と彼は言う。
SABICの生産レベルはパンデミック前の数字と比較して2020年に0.8%上昇した、アル=ブニャン氏は言及した。