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20万人と予測される日本人観光客に対処するため東京からカイロへの航空便を増便

12 Oct 2019 04:10:46 GMT9
[caption id="attachment_415" align="alignnone" width="458"] エジプト観光省は、エジプトに長期間滞在することが多く、古代エジプト文化に情熱を注ぐ日本人観光客をひきつけることに焦点を置いた。(File photo/AFP)[/caption]

モハメド・エル・シャマー、カイロ

エジプトの国営航空会社は、日本人観光客の需要増加に対処するため、東京からカイロへの毎週のフライト便を増やす予定だ。

今年の12月から、この二つの首都間の運行を週3便にするというエジプト航空による決定は、エジプトへの日本人訪問者が年間約200,000万人に達するかもしれないというエジプト観光評議会の予測に従ったものだ。

東京のエジプト大使館はこの決定を歓迎し、この動きを祝って9月24日に特別イベントを催した。レセプションにはアイマン・キャメル在日エジプト大使、エジプト市場に関心のある日本の主要な旅行会社の代表者、日本観光振興協会の役員、海外観光担当局局長、メディア代表者が参加した。

また、このイベントはエジプト航空や、アフリカ北東のこの国の様々な観光目的地の宣伝にも役立った。

この増便は昨年、特に日本政府が海外安全情報を修正した後、エジプトに向かう日本人観光客が増加したことに対応するためだとキャメル氏は述べた。その情報の修正は、2018年7月にエジプト大使館で開催されたエジプト建国記念日のレセプションに主賓として出席した日本の外務大臣が公式に発表した。

特使は日本政府の決定は、エジプト観光サービス部門の莫大な成長に従っていると強調した。また、エジプトの経済や治安の安定性について日本人旅行者を安心させる様々な努力の頂点に達するものでもあった。

エジプト大使は2020年10月に開館される大エジプト博物館など、2国間で文化的協力をする主なプロジェクトについて強調し、エンターテイメント、ビーチ、宗教、また、会議や展示取引などエジプトの観光目的地を指摘した。

またフライトの増加は、2国間の貿易、投資を促進する助けにもなると、彼は言い添えた。

エジプト観光協会、Mosaferoon (旅行者) の会長、Atef Abdel-Latif氏は、日本の旅行者はカイロ、ルクサール、アスワンの古代遺跡で大金を消費するので、この決定はエジプトに財政面でプラスの影響を与えるだろうと述べた。

そのお返しに、エジプト航空は日本の都市への航空便を増やし、強力なマーケット・プランを立案し、エジプトを訪問する、または訪問したい日本人観光客に旅行パッケージを提案し、日本人旅行者に対応できるように従業員を教育してきたし、日本人旅行者は常にエジプトの製品を買いたがるので、エジプトの空港の免税店でエジプトの土産品、手作りの工芸品、革、木、綿などの製品を提供すべきだと彼は付け加えた。

エジプト観光省は、エジプトに長期間滞在することが多く、古代エジプト文化に情熱を注ぐ日本人観光客をひきつけることに焦点を置いた。

エジプト観光局の局長、Hisham El-Demeiry氏はアラブ・ニュースに対し、観光局は現在日本市場でのエジプト観光宣伝キャンペーンを研究し、また、日本の旅行運営会社とアクティビティなどを調査していると述べた。

また、観光局は日本のメディア、旅行主催者をエジプトに招待し、国内の様々な観光目的地をじっくりと見学してほしいと願っていると、局長は述べた。

観光局は、航空産業の意見も交えながら、エジプトの観光政策について意思決定を能率的にするために、観光省と協力していると、El-Demeiry氏は述べた。

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