
オリックス株式会社が21日(水)に行った発表によると、米国のカジノ・オペレーター(運営事業者)であるMGMリゾーツ・インターナショナルとそのパートナーであるオリックス株式会社は、日本で初めてのカジノ・リゾートを設立する提案書を提出した。
オリックスが米国証券取引委員会(SEC)に提出した文書によると、大阪にカジノ・コンプレックスを開発する内容のこのプロポーザルは規制当局が審査し、その後、オペレーター(運営事業者)が選出されることになっている。
昨年、MGMとオリックスのコンソーシアムが、この大阪のリゾート開発の唯一の適格な応募者として選出された。
21日にウォールストリートジャーナル紙が報じたところによるとMGMリゾーツ・インターナショナルはこのリゾートを建設するために1兆円(90億8000万ドル)を出資する。
日本は2018年にギャンブルを合法化しており、カジノやショッピングアーケードや会議センターが含まれるIR(統合型リゾート)施設で、ラスベガスのそれと類似したものを数か所、東京オリンピック後の観光業を振興するために承認する計画である。
ロイター