ワエル・マフディ
リヤド:サウジアラビアは、サウジ・グリーン・イニシアチブにおいて100億本の木を植えるという取り組みに協力してもらえるよう、民間企業や他の機関の参加を求める。
水・環境・農業大臣のアブドル・ラフマン・アル・ファドリ氏はアラブニュースに対し、政府が独力でこの取り組みを達成することはできないとし、最終的な予算とプロジェクト全体で利用できる資金の額が現在検討されていると述べた。
「民間部門、非政府組織、一般市民、農業組合、環境協会、一般企業、政府系企業、そして政府自身といった、これら全てが植樹に参加することになるでしょう」。アル・ファドリ大臣はリヤドで開かれたサウジ・グリーン・イニシアチブ・フォーラムのぶら下がり会見で、アラブニュースに対しそのように伝えた。
同大臣は同日のフォーラムで、サウジ政府は植樹のために5000万ヘクタールの土地を使用する計画であるとし、「気候変動の否定的影響を軽減させるための樹木の覆いを提供すること」を目指すと語っていた。
大臣はまた、同国の環境目標に対する皇太子殿下の貢献を繰り返し述べた。
皇太子殿下が、サウジの環境保護地域を16%から20%に増加させたと大臣は伝えた。