アラブニュース
リヤド:サウジ・エネルギー大臣のアブドルアジーズ・ビン・サルマン王子は、OPECプラスは独立した組織であり、その決定に対する外部からのいかなる干渉も拒否すると繰り返し述べた。
アブドルアジーズ王子はアゼルバイジャン訪問の際に、組織の責任と慎重な姿勢を強調した。OPECプラスは、石油輸出国機構と、ロシアをはじめとするその他の産油国からなる連合組織である。
アル=アラビーヤの報道によると、アブドルアジーズ王子は、「OPECプラスの政策は、石油市場に十分な供給を常に維持することに成功している」と指摘した。
組織の決定の背景には、価格の上昇を抑えるために産油量を大幅に増やすことを求める米国など各国からの圧力がある。
OPECプラスは1月4日に行われた第24回の会合で、産油量の方針を維持することで合意した。これにより加盟国は、来月も日量40万バレルの増産を行うことになる。
従って、サウジアラビアの生産量は日量1022万バレルとなる。この内、日量10万5千バレルが追加増産量である。
OPECプラスは、次回会合を2月2日に開くことを決定した。