
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの巨大都市NEOMは、国内北西部において、産業都市OXAGONと、5000億ドル規模のプロジェクトの他の要素とを結ぶインフラ回廊の建設作業のための入札書類の発行を準備していると、MEEDが伝えている。
NEOM産業都市(NIC)としても知られるOXAGONは、2021年11月に正式に始動し、NEOMの南西端にあるドゥバ港周辺に建設され、陸上の要素と海上の浮体構造物を備える予定だ。
MEEDの報告によると、昨年、NICコネクターとして知られるプロジェクトの事前資格審査申請に業者が応じた。
このプロジェクトでは、NEOMシティ駅の「ザ・ライン」から南へ、NEOMベイマンション、NEOMベイ空港を通りOXAGONまで続く全長60キロメートルのインフラ回廊を設計・建築する。
この産業都市プロジェクトは、持続可能なエネルギー、自律的なモビリティ、水のイノベーション、持続可能な食料生産、健康と福祉を促進することを目的としている。
この開発は、通信、宇宙テクノロジー、ロボティクスを含むテクノロジーとデジタル製造、および現代的な建築工法も対象としている。
一方、ドゥバ港の浚渫・岸壁工事のための契約への入札は、7月3日までの提出に向けて業者が準備中だとMEEDは伝えている。
このパッケージの範囲には、掘削と浚渫、水路拡幅のための護岸、解体、コンテナターミナル岸壁の拡張、土工が含まれる。
また、フレキシブルな岸壁、ロールオン/ロールオフバース、およびマリンサービスバースと海上保安施設それぞれの岸壁の建設も含まれる。