
ドバイ—— 国家所有の石油会社であるサウジ・アラムコは、日曜日に、新規株式公開(IPO)規模を過去最高の294億ドルまで引き上げ、「グリーンシューオプション」を行使して追加の4億5000万株を販売したと発表した。
アラムコは12月のIPOで、32リアル(8.53ドル)で30億株を販売し、当初は当時の過去最高額256億ドルを引き上げたが、株式追加割当により、追加の株式を販売する可能性を示した。
新規公開期間の参加者の需要がさらに大きい場合は、企業は、グリーンシューオプション、または、株式追加割当によって、IPOでより多くの株式を発行することができる。
アラムコによれば、投資家は、需要積み上げ過程でオプションに関して追加株式を割り当てられた。
アラムコは、「現在、追加株式は市場に提供されず、安定化管理者は、追加割当オプションの執行の結果として、同社内で株式を保有することはないでしょう」と話した。
ドナルド・トランプ大統領がドローン攻撃を命じ、イランの最高司令官を殺害して、戦争の恐怖が持ち上がり、米国とイランの間に緊張状態が生まれた。そのため、地政学の問題から、アラムコの株式は最近、変動の激しい状態が続いている。
アラムコの株式は1月8日に34リアルまで値下がりした。これは12月11日の株式取引開始以来の底値だが、木曜日の終値は35リアルだった。
木曜日の終値でアラムコの価値は1兆8700億ドルとなり、新規株式公開時の価値の1兆7000億ドルを上回った。しかし、これは、モハメド・ビン・サルマン皇太子が切望した2兆ドルの目標を下回っている。
ロイター