
東京:10月31日(月)、世界有数のタイヤメーカーである日本のブリヂストンは、不透明な先行きと進行中の供給問題を理由に、ロシア事業の現地譲渡先を探し始めたと発表した。
3月、ブリヂストンはロシアのウクライナ侵攻を受け、すべての生産の停止と、同国への新規投資の凍結を決定した。
東京に本社を置く同社は、ロシア、主にウリヤノフスクのタイヤ工場とモスクワの営業所に1,000人以上の従業員を抱える。
同社の声明によれば、売上収益全体に占めるロシア事業の割合は2%未満だ。
ブリヂストンによれば、譲渡先を見つけて取引を完了させるまでのプロセスには数ケ月かかりそうだと言う。
同社は、第 2 四半期に計上した 168 億円(1億1,350万ドル)の減損およびその他損失に、この撤退による損失が加わると見込んでいる。
ブリヂストンは、8月に発表した2022年度の業績見通しを維持し、これらの見通しに修正が生じる際は速やかに発表すると伝えた。
(1ドル = 148.0000 円)(マーク・ポッターの編集による チャン・ラン・キムのレポート)
ロイター