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ドバイ空港、2023年は7800万人の利用を見込む:運営会社

DXBの2022年の利用者数は、第4四半期の力強い勢いに牽引され、前年比127%増の6600万人となった。(Shutterstock)
DXBの2022年の利用者数は、第4四半期の力強い勢いに牽引され、前年比127%増の6600万人となった。(Shutterstock)
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22 Feb 2023 05:02:16 GMT9
22 Feb 2023 05:02:16 GMT9

アラブニュース

リヤド:ドバイで次回の国連気候変動会議(COP28)をはじめとする大規模なイベントの開催が予定される中、ドバイ国際空港(DXB)は2023年に7800万人の利用を見込んでいる。同空港の利用者数は過去1年間で2倍以上増加している。

DXBは世界最大の国際旅行ハブの一つである。同空港運営会社の声明によると、DXBの2022年の利用者数は、第4四半期の力強い勢いに牽引され、前年比127%増の6600万人となった。

2022年第4四半期の利用者数は前年同期比67%増となる1972万人を記録し、四半期利用者数としては2019年以降で最大となった。

DXBのポール・グリフィスCEOは次のように述べた。「DXBは今年の利用者数を7800万人と見込んでいる。今年ドバイではドバイ航空ショーやCOP28などの大きな国際イベントの開催が予定されており、新たな挑戦とチャンスの年になるだろう。我々はそれに対する備えができている」

2022年12月には710万人がDXBを利用し、1年で最も利用者数の多い月となった。月間利用者数が700万人を超えたのは2020年1月以来だった。

2022年の目的地別利用者数は、インドが980万人でトップとなった。

サウジアラビアが490万人で第2位、イギリスの460万人、パキスタンの370万人と続いている。

DXBを利用したロシア人旅客は190万人だった。昨年2月にウクライナ紛争が始まって以降、エミレーツ航空とフライドバイがロシア各都市への便を増便したことが背景にある。

目的地都市別の利用者数は、ロンドンが300万人でトップ、リヤドの200万人、ムンバイの190万人と続いている。

DXBにおける2022年第4四半期の離発着数は合計9万6701回で、年間では前年比47%増の34万3339回となった。1便あたりの平均旅客数は前年比33%増の204人に達した。

しかし、2022年第4四半期の貨物取扱量は前年同期の61万4834トンから31.7%減の42万125トンと、引き続き縮小した。

2022年年間の貨物取扱量は前年比25.5%減の170万トンだった。主要貨物事業者が軒並みドバイ・ワールド・セントラル国際空港に回帰したこと、旅客貨物便が旅客運用に戻ったことが背景にある。

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