
東京: 日本の大手自動車メーカー、トヨタ自動車は6日、コスト削減努力の結果、12月までの9カ月間で純利益と売上高の増加を報告し、最終利益の見通しを上方修正した。
ハイブリッド車のカムリとプリウスを生産する同社は、好調な業績と見通しを発表する一方、 アナリストたちは、新型コロナウイルスの中国国内での影響を注視している。中国では、10以上の工場が操業を停止している。
トヨタによると、4~12月期の純利益は前年同期比41.4%増の2兆円(180億ドル)に跳ね上がり、売上高は同1.6%増の22兆8000億円だった。
同社は最終利益の見通しを上方修正し、3月までの会計年度の純利益を2兆3500億円と予測している。従来予想は2兆1500億円だったが、為替差益の影響によるものだ。
営業利益は前回予想の2兆4000億円から2兆5000億円、売上高は29兆5000億円で、前回予想から据え置いた。
AFP