
ビルン、デンマーク
レゴグループが 任天堂との事業提携を発表。現実世界でのスーパーマリオの遊び方やレゴ体験を変えていく。
両社はイノベーションと遊びに対する情熱を共有する。彼らの事業提携によってレゴ遊びが別の視点から考え直され、人気ビデオゲームの主役であるスーパーマリオの全く新しい遊び方が生み出される。
これはビデオゲームでも従来のレゴセットでもない。レゴ・スーパーマリオという新製品が登場し、レゴで作った現実世界の ゲームの各レベルでレゴ・マリオがコインを集めていくというもの。
この新商品によって、子供達は今までとは全く違う楽しさをもつスーパーマリオの世界を体験することになる。スーパーマリオが、本物のレゴのブロックで作られた実世界の中で生きた人間のごとく扱われ、長い間誰もが親しんできたレゴ体験に新たなレベルのチャレンジとスタイルが加わって大人から子供まで楽しむことができる。
今年後半にレゴ・スーパーマリオが発売されると、ファンたちは一体どんな風に遊べるのか、それを垣間見ることのできる動画がある。それによると、プレーヤーはインタラクティブなマリオを使って、レゴで作られた現実世界のゲームの各レベルでコインを集めるのだ。
「インタラクティブで、他者と関わりながら行うレゴ遊びを通して、マリオを現実社会の中へ送り込むことことができることをとても楽しみにしています」とジュリア・ゴールディンは言う。彼女はレゴグループのEVPで、マーケティング主任を務める。
「このゲームによって、何百万人というマリオファンの子供達は、今までと全く違う新しいやり方で遊ぶことができます。子供達は自由に自分のお気に入りのキャラク ターを作り出し、それを使ってゲームをするのです。最新のデジタル技術を完璧に統合し、レゴ・スーパーマリオはインタラクティブで、子供達の協働作業を基本とした社会性の高い遊びとなっています。」
「小さい時からレゴ製品と、それを使って子供達が想像力を使う遊び方ができることを素晴らしいと思っていました」と任天堂株式会社の取締役兼ゲームプロデュー サー、手塚卓志は語る。
「我々がレゴグループと共同開発する新製品では、二つの異なるスタイルをもつ遊び方を一つにしようとしています。一つの遊び方ではマリオの世界を自由に構築し、もう一つでは自分が作り出したまさにその世界の中でマリオを使って遊ぶのです。」
レゴ・スーパーマリオは今年後半に発売され、詳細についてはこれから発表される。
AP