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シンボル「大屋根」つながる=世界最大級の木造建築―大阪・関西万博

2024年8月21日、大阪の埋立地である夢洲で進行中の2025年万博会場の全景。2025年4月に開幕予定の2025年万博。(AFP=時事)
2024年8月21日、大阪の埋立地である夢洲で進行中の2025年万博会場の全景。2025年4月に開幕予定の2025年万博。(AFP=時事)
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21 Aug 2024 06:08:09 GMT9
21 Aug 2024 06:08:09 GMT9

2025年大阪・関西万博の会場予定地の人工島「夢洲」(大阪市)で21日、会場のシンボルとなる「大屋根リング」の木造部分が完成し、巨大な一つの円につながった。建設費は344億円で、世界最大級の木造建築物となる。年内にエレベーターや植栽などの整備が完了する見通し。

デザインしたのは建築家の藤本壮介氏で、海外パビリオンを取り囲む巨大な円形にすることにより、万博の理念「多様でありながら、ひとつ」を表現している。1周約2キロ、高さ12~20メートルで、雨風や日差しを遮る空間となるほか、屋上を歩きながら会場全体や海を見渡すこともできる。期間中は夜間のライトアップを予定している。

21日には、屋上の南西側の床に木材をはめ込む作業が行われた。当初、木造部分の完成は9月末ごろとみられていたが、日本国際博覧会協会(万博協会)によると、工事の効率化で建設が順調に進み、想定より約1カ月早まったという。

リングを巡っては、一部から「無駄遣い」との批判も出ており、万博協会は閉幕後の再利用について検討を進めている。

時事通信

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