アミン・アッバス

ドバイ: 中東初のお好み焼き専門店がついに誕生した。ドバイに8月にオープンした「JIMOTO」は、本格的な日本の味を提供したいと考えている。

JIMOTOの川上俊料理長はアラブ・ニュース・ジャパンの取材に対し、「お好み焼きレストランはアジアだけでなく、ヨーロッパやアメリカでも見られるようになりましたが、中東ではJIMOTOが初めてです」

「そのため、お好み焼きをまだよく知らないお客さまに認知していただくことが大きな課題です。しかし、日本ブランドの高い評判と、ここドバイでの日本料理に対する一般的な認知度を考えれば、そう時間はかからないと思います」と付け加えた。

川上氏は、JIMOTOがすでに顧客から好意的なフィードバックを受けていると述べた。「当店はすでに、お子様から大人の方まで、そしてペットのワンちゃんに至るまで、幅広い年齢層の方々に愛されるスポットとなっています。日本にいったことのないお客さまからは、「まるで日本にいるような雰囲気と味だった」「ドバイで日本のおもてなしを体験できて感動した 」といった感想をいただいています」

「JIMOTOでは、素晴らしい食事体験を提供するだけでなく、日本とのつながりをより深く感じてもらうことを目指しています。お子様には、日本の漢字で名前を書いたり、一緒に折り紙を折ったりと、ユニークな趣向を凝らしています」と付け加えた。

川上氏は2021年、東京のシェフにお好み焼きの焼き方を聞き、焼き方を学んだ。2022年1月、彼は東京で最初の「JIMOTO」をオープンした。

「日本には長い歴史があり、その伝統は今日まで受け継がれてきました。私自身、そしてJIMOTOのスタッフは、日本の伝統文化の心を忘れることなく、日本料理を世界に発信していきます。私たちの料理では、伝統的な技法を尊重しつつ、現代的な要素も取り入れ、それぞれの食材の可能性を最大限に引き出し、料理を通して文化を共有しています」と、シェフはアラブニュース・ジャパンに語った。

レストランはダマックヒルズにあり、チキン、ビーフ、野菜の3種類のお好み焼きを提供している。