



ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)を拠点とする精肉店プライムグルメが、みずほガルフ・キャピタル・パートナーズ社との提携により、魚介類専門店のフィッシュモンガー・バイ・プライムグルメをオープンした。
フィッシュモンガー・バイ・プライムグルメでは、日本やスペインから輸入した高品質な魚介類を多数取り揃えている。店内には、新鮮な魚介類のコーナーと冷凍コーナーがある。
新しくオープンした店舗では、10月3日に開店記念イベントが開催され、在ドバイ日本国総領事の今西淳氏、みずほガルフ・キャピタル・パートナーズの菅原均CEO、カントリー・ヒル・インターナショナルのダリウス・ラクシャニCEOが出席した。
カントリー・ヒル・インターナショナルとみずほガルフ・キャピタル・パートナーズは提携し、UAE市場への魚の提供を開始した。
アラブニュース・ジャパンに対し、菅原氏はフィッシュモンガーについて「UAEと日本の貿易における高いレベルを示す素晴らしいコラボレーション」と語った。
また、中東は日本製品にとって巨大な市場であり、みずほガルフは同地域でのさらなる拡大を目指していると説明した。
フィッシュモンガーのヘッドシェフ、エリア・ピアッツァ氏は、日本で学んだ専門知識を生かして同店を率いている。
「私は日本で数週間、寿司と刺身のトレーニングを受けました」とピアッツァ氏はアラブニュース・ジャパンに語った。「私たちは魚のほとんどを日本から輸入しています。特にマグロです。日本から直送される魚を使って、伝統的な日本の寿司を提供します。魚は毎週日本から直送されます」
ピアッツァ氏は、日本の魚は「非常にオーガニック」であり、ドバイに新しい日本の伝統的な味をもたらすだろうと付け加えた。
また、カントリー・ヒル・インターナショナルのフラビオ・デル・モロ取締役は、アラブニュース・ジャパンに対し、ドバイでは「高品質の魚に対する大きな需要がある」ことに気づいたと語った。
「日本のパートナーのおかげで、高品質の魚の輸入を可能にする日本の魚市場と連絡を取る機会を得ることができました」と彼は述べた。フィッシュモンガーはスペインからも魚を輸入しており、顧客は幅広いシーフードから選ぶことができる。
「私たちは、このレベルのシーフードを提供するためにグルメストアを開店しようと考えました。人々が必ずしも一流のレストランや高級レストランに行かなくても、このレベルのシーフードが食べられるようにするためです」とデル・モロ氏は付け加えた。
カントリー・ヒル・インターナショナルのラクサニ最高経営責任者(CEO)は、日本の食品、技術、労働倫理のレベルの高さを称賛した。
「このプロジェクトで日本の企業と提携できたことは光栄です。UAEおよび中東は、日本製品にとって完璧な市場であると考えています。なぜなら、この市場では日本製品が評価されているからです」
フィッシュモンガー・バイ・プライム・グルメは、ドバイのタウンセンターにオープンし、アジアとヨーロッパから直送された新鮮な食材を顧客に提供する。