
東京:元イングランド代表アシスタントのステファン・ホランドが、日本の横浜F・マリノスから解雇されたと、クラブが金曜日に発表した。彼は監督に就任してからわずか4ヶ月足らずでの解雇となった。
ガレス・サウスゲートの元右腕で、イングランドを2度の欧州選手権決勝と1度のワールドカップ準決勝に導いた同氏は、今季11試合でリーグ戦1勝しか挙げられなかった。
54歳の同氏は、横浜がクリスティアーノ・ロナウド所属のアル・ナスルとアジアチャンピオンズリーグ準々決勝を戦う1週間余り前に解任された。
「横浜F・マリノスは本日、2025シーズン開始時に監督に就任したスティーブ・ホランドとの契約を解除することを決定しました」とクラブは声明で発表しました。
「後任として、ヘッドコーチのパトリック・キソルボが暫定監督を務めることになります」
横浜は昨年、クラブの監督就任1年目で、元リーズとリバプールのフォワード、ハリー・ケウェルも解任している。
横浜はシティ・フットボール・グループに所属し、2018年から2021年までトッテナムに移籍したアンジェ・ポステコグルーが監督を務めてた。
ホランドの横浜での監督職は、2007年から2008年にクルー・アレクサンドラを率いて以来、初めての監督職だった。
彼はアシスタントコーチとして豊富な経験を持ち、チェルシーで8年間働いた。
彼は1月に横浜の監督に就任した際、昨年スペインに敗れた欧州選手権決勝後、イングランド代表を共に退任したサウスゲートの影から抜け出したいと「非常に野心的な」目標を掲げていた。
ホランドは日本で悪夢のようなスタートを切った。横浜はJリーグで現在1勝5敗5分で、20チーム中18位につけている。
ホランドはアジアチャンピオンズリーグでは、16 強で中国の上海港を破り、ロナウドが所属するアル・ナセルとの準々決勝に進出するなど、より大きな成功を収めていた。
横浜は、ケウェル監督の下、昨シーズンの同大会で準優勝してる。
横浜は、日曜日に J リーグで浦和レッズと対戦した後、アジアチャンピオンズリーグの決勝トーナメントに出場するため、サウジアラビアへ出発する。
AFP