
ベイルート:今週、リバプールのストライカー、モハメッド・サラーがチームメイトたちと一緒に日本の仏教寺院を訪れた写真が、ソーシャルメディア上でエジプト人の間で物議を醸している。サラーのオープンな姿勢を称賛する声がある一方、異なる意見も寄せられている。
来月のプレミアリーグ開幕に先立つ夏のツアーの一環として、リバプールは月曜日、東京にある浄土宗の寺院「恵光院」を訪れ、「特別に用意された瞑想セッション」に参加したことを、X のアカウントで動画で紹介した。
一部のアラブのニュースウェブサイトは、サラーを含む選手たちが、リバプールが「僧侶の指導による」と説明している瞑想セッションに参加しているように見える、寺院の床にあぐらをかいて座っている写真を掲載した。
A morning of meditation 🧘 pic.twitter.com/gwkzrt4noN
— Liverpool FC (@LFC) July 28, 2025
一部のソーシャルメディアユーザーは、サラーが文化への好奇心があり、他の宗教を尊重し受け入れる姿勢を称賛した一方、他のユーザーは彼の訪問を批判し、アラブ世界とイスラム教徒の何百万人ものアイコンとして、東京のイスラムセンターやモスクを訪問すべきだったかどうかを疑問視した。
複数のユーザーはXで、サラーが他の文化や宗教への尊重と開放性を示したことで、エジプトとエジプト人を最も良い形で代表したとコメントした。
At the Ekoin Temple in Tokyo, the Reds were guided by a monk in a bespoke meditation session 🧘 pic.twitter.com/LFBzI4Ah8V
— Liverpool FC (@LFC) July 28, 2025
他のユーザーは反対の立場を表明し、東京で寺ではなくモスクを訪問する姿を見たかったと述べた。
一部のユーザーは、批判と論争を「過剰」と表現し、リバプールの寺訪問は宗教的な意味はなく、グローバルなスポーツチームの観光・文化プログラムの一環だと述べた。
クラブの公式ウェブサイトによると、リバプールの日本ツアーには、日本ファンとの絆を深めるための親善試合と文化活動が含まれていた。
恵光院は、伝統的な建築様式と瞑想セッションで知られる、日本の首都で人気の観光スポットだ。