

クラレト・モンソラーテ、ドバイ
コロナ禍のために世界各地でマスクの着用が今やファッションになりつつあるなか、東京のマーケティング担当者たちは、そこに色味を加えることで革新性を持たせようとし始めている。
東京駅に近いある新しい店は、200種類以上のマスクを5ドルという低価格で販売している。しかし宝石のようにカットされた小さなガラス粒付きのおしゃれなマスクを着用したいと望むなら、1000ドル(10万円)近い大金を支払わなければならない。
店員たちは客がマスクのデザインを決めるのを助け、肌のトーンに合うマスクを選ぶのを手伝うことまでしてくれる。
マスク製作者たちはまた、夏の期間の消費者たちの顔に役立つ付属品付きの新しいデザインを考えることにも凝っている。スポーツブランドのデサントなどは、冷却パック付きのマスクを作った。
スキーアパレルで知られる同ブランドは、これらのマスクをスポーツをする人々だけでなく、一般向けに量産している。
#ユニクロ #マスク
— カニちゃん (@scooter_daylife) June 19, 2020
ちゃんと歩くと馬鹿をみる pic.twitter.com/XUbMbYWo0T
衣料品大手のユニクロは、洗える「エアリズム」マスクを最近発売し、消費者から圧倒的な反応を受けている。
ミント製品の大手である北見ハッカ通商は、マスクに冷感を持たせることのできるミントスプレーを発売した。消費者たちは大量に購入している。
別の大手ブランドであるビッグバイオは、冷却効果が15分間続くマスク用スプレーを販売している。この製品は発売直後何時間もしないうちに、買い求めようとする消費者たちが押し寄せた。同社は3万5000本以上のスプレーボトルを販売した。
興味深いことに、小売店はマスクの新企画を打ち出すこともしている。
ディスカウントショップの多慶屋は、にっこり微笑む口元が印刷された「スマイルマスク」を店の従業員たちに着用させている。約400人の従業員がスマイルマスクを着け、店に入ってきた客を笑わせている。