
東京:「キング・カズ」として知られるサッカーの三浦知良選手(53)は水曜日、J1に新たな記録を打ち立て、「王」の名に相応しいことを証明した。
三浦選手は横浜FCの川崎フロンターレ戦で、先発メンバーとして53歳6か月と28日で出場し、2012年に中山雅史選手が打ち立てたJ1出場記録を大幅に更新した。
中山選手が記録を達成した時はまだ45歳で、カズと比べると随分と若かった。カズはすでに今年、リーグカップ戦の最年長出場選手の記録を更新している。
カズは今月に入って、J1のチームメンバーとしてベンチ入りしていたが出場の機会はなく、水曜日は2007年以来のJ1戦出場となり、大きな注目を集めていた。
「本当にすごい! カズは私のヒーローです」とファンの1人はツイッターに投稿した。
「カズのおかげでサッカーファンになりました。カズは永遠に若いままです」と。
三浦選手は2005年に横浜FCに加入。今回の試合では56分に途中交代し、チームは3-2で敗れた。
2017年にはプロの試合での最年長ゴール記録保持者となっており、「60歳まで現役でやりたい」と抱負を述べている。
三浦選手が日本での公式戦に初めて出場したのは1990年。1998年に日本は何とかワールドカップ初出場をつかんだが、日本代表として89試合に出場し55得点を決めたにもかかわらず、カズはフランス大会の最終メンバー選考で落選した。
AFP通信