
アラブニュース・ジャパン
東京: 日本の電気大手パナソニックが、9月末時点で世界への乾電池の出荷数が日本企業で初めて2,000億個を超えたと発表した。
同社は1930年代前半から、携帯型電子機器で一般的に使われる乾電池を生産している。同社が製造する電池はフラッシュライトやテープレコーダーなど、電池を用いるさまざまな機器に合わせて時間と共に進化してきた。
パナソニックの「エボルタ」および「エボルタNEO」ブランドのアルカリ電池は最も長持ちする単3電池として、13年連続でギネス世界記録を打ち立ててきた。同社は声明の中で、エボルタNEO電池はその長寿命のため、特に自然災害時用の保管に有用であることを強調した。
同社は今後、アジアやラテンアメリカなど、高い需要の伸びが期待でき、高性能のアルカリ電池がマグネシウム電池から市場を引き継ぐことが予想される、海外電池市場に注力することを計画している。