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日本の空手女子チャンピオン、関係者からのパワハラを証言

2018年11月10日、マドリードのウィシンクセンターで開催された第24回空手道世界選手権大会の女子組手68キロ超級決勝戦で、日本の植草歩選手(左)がギリシャのエレナ・ハズィアドウ選手と金メダルを争う。(AFP)
2018年11月10日、マドリードのウィシンクセンターで開催された第24回空手道世界選手権大会の女子組手68キロ超級決勝戦で、日本の植草歩選手(左)がギリシャのエレナ・ハズィアドウ選手と金メダルを争う。(AFP)
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31 Mar 2021 06:03:00 GMT9
31 Mar 2021 06:03:00 GMT9

東京:東京オリンピック出場が内定している日本の空手チャンピオンが水曜日、倫理委員会で証言し、連盟関係者から顔面を竹刀で突かれたと申し立てた。

今夏の東京五輪で空手が初採用される中、女子組手61キロ超級代表に内定している植草歩選手が、全日本空手道連盟の香川政夫強化委員長によるパワハラの被害を受けていると述べた。

これは、日本のスポーツ界を襲う最新の「パワーハラスメント」スキャンダルであり、2018年には、日本レスリング協会がパワハラ告発を受け、五輪4連覇を果たした伊調馨選手に対して謝罪している。

2016年の世界チャンピオンである植草選手は、日曜日にブログで、香川師範は練習の一環として、彼女に振りや突きを交わすよう強いるために竹刀を使い始めたと主張した。

しかし、防具をつけない練習の中で香川師範が竹刀で顔面を突いてきたことで、植草選手や他の選手たちは目に損傷を負ったと彼女は述べている。香川師範はこの申し立てを否定している。

彼女はまた、プライベートな生活に関して香川師範から頻繁に大声で怒鳴られたり叱られたりし、自尊心を傷つけられ、精神的苦痛で練習ができない状態に追い込まれたと訴えた。

「そして師範と顔を合わせることもとても辛くなり、練習のために道場へ向かうときも涙が止まらぬ日々を過ごす事となりました」とブログに書いている。

「息苦しい環境での練習による精神的苦痛から、練習に参加できないまま、帰宅することもありました」

日本メディアの報道によると、植草選手と香川師範は水曜日、都内で連盟の倫理委員会で証言したという。報道陣に対して植草選手は、起きたことを「きちんとお話してきました」と語った。

毎日新聞の報道によると、香川師範は日曜夜、同紙の取材に「五輪選手の顔を突いてけがをさせるようなことはしない」と否定したという。

AFP

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