
ジッダ:アルファイサル大学工学部は1日、ハビブ・ファルーク氏率いる同大学のチームがボーイング社と共同で開発した、太陽電池と電気を動力源とする自動車を公開した。
発表会には、アルファイサル大学の学長であるモハメド・ビン・アリー・アル=ハヤザ教授とボーイング社の代表者が出席した。
アル=ハヤザ教授は声明で、「大学の電気・機械・産業・技術工学部の学生たちは、数年間にわたってこのプロジェクトに取り組んできました」と述べています。「アルファイサル大学は、研究を完成させるために必要な環境とパートナーシップを提供してくれました」
ソーラーカーは、サウジ・ビジョン2030の一環として、国際的なコンテストにエントリーされたり、科学的な研究に使用されたりする予定である。
アルファイサル大学学長のモハメド・ビン・アリー・アル=ハヤザ教授
ソーラーカーは、サウジ・ビジョン2030の一環として、国際的なコンテストにエントリーされたり、科学的な研究に使用されたりする予定であるとアル=ハヤザ教授は言う。
工学部のプロジェクト監督補佐であるアフメド・オティアフィ博士によると、ソーラーカーは1回の充電で最大2,500km、時速80km以上の走行が可能だという。
「ソーラーカーを開発するにあたり、慎重に材料を選び、学生たちが自分たちで機械的、電気的、技術的な装置を製作しました」と同氏は語る。また、大学の科学研究センターもこのプロジェクトを支援したと言う。
オテアフィ博士によると、開発されたソーラーカーは、2022年にアフリカで開催されるコムラッズ・ウルトラ・マラソンに参加する予定であるという。