
クラレト・モンソレート
ラグビーのかつての国際的なトップ選手やコーチたちが、日本へ向かっている。
オールブラックスのボーデン・ジョン・バレットは、近年日本へ移籍した何人かの有名人の1人である。元チームメートの国際的選手、キーラン・リードと、オーストラリアのスキッパー、マイケル・フーパーも今シーズンの試合に出場している。
英国のヘッドコーチであるエディ・ジョーンズはサントリーの顧問であり、オールブラックスの元ヘッドコーチ、スティーブ・ハンセンはトヨタ自動車ヴェルブリッツのディレクター・オブ・ラグビーだ。
ワラビーズでヘッドコーチを務めたマイケル・チャイカも、この流れに乗っている。
この2015年世界ラグビーコーチ・オブ・ザ・イヤー受賞者が、日本のNECグリーンロケッツのディレクター・オブ・ラグビーに任命されたと、同クラブが木曜に発表した。
チャイカは、今シーズンのトップリーグで7試合中7敗を喫し、リーグ最下位に終わったこのチームを引き上げたいと願う。
「この新たな役割でNECに加わることに、とても興奮している」と、54才はNECが公表した声明で述べた。
「会社、コーチ、および選手と協力して、NECグリーンロケッツのDNAを取り戻し、NECコミュニティ全体に誇りと喜びをもたらすことを目指したい」
「NECのラグビーと日本のラグビーにとってより明るい世界を指揮するため、すべての人と協力して一生懸命働くことを楽しみにしている」
レバノンに祖先を持つチャイカはグリーンロケッツに加わる前の昨年11月、今年のラグビーリーグ・ワールドカップに先立ちレバノンのラグビーリーグ代表チームのヘッドコーチに任命されている。