
アラブニュースジャパン
日本の大久保武・駐レバノン大使は、レバノンの市民および難民に水を安定供給することを目的とした、日本の資金協力によるユニセフのプロジェクトの完了式典に出席した。.
大久保大使は、レバノン市民および南ベイルートのシリア難民とパレスチナ難民のための貯水池建設への賛意を表明し、お祝いのツイートを寄せている。
Attended completion ceremony of the Japan-funded project through @UNICEFLebanon. Moved by huge water reservoir built to stabilize water supply for not only Lebanese citizens but Syrian and Palestinian refugees in South Beirut. We support vulnerable communities.@ODA_mofa_japan pic.twitter.com/jCR2g5Jd8r
— Takeshi Okubo (@TakeshiOkubo3) May 26, 2021
日本政府は、恵まれない人々のための水への簡単なアクセスを実現するため、ユニセフによるレバノンでの健康・水と衛生(Health and Water)事業に225万米ドル(約2億4500万円)の緊急援助を提供した。水へのアクセスは、ベイルートでの壊滅的な爆発事故を受けて特に必要性が高まっていた。
「レバノンの子供たちに最も基本的な条件である健康と水を届ける新しいプロジェクトを、ユニセフと協力して立ち上げることができてとても嬉しく思っています。日本は、困った時も寄り添う友として、厳しい状況にある人々に支援の手を差し伸べることに力を注いでいます。未来は子供たちの手に委ねられているという確固たる信念を持って、日本はレバノンのより良い未来のため、さまざまなチャネルやプランを通じて子供たちへの支援を続けていきます」と大久保駐レバノン対しは昨年、ユニセフのウェブサイトでコメントしている。
同ウェブサイトによると、日本の資金援助は主に、水の供給ネットワークを拡張し、貯水池、受水槽、接続口によって一般の人々が利用できるようにすることで、家族や子供たちに水を提供するユニセフの事業に活用されているとのことである。