
ヨルダンのオマル・カラダ選手は、木曜午前に東京国際フォーラムで開催されたパワーリフティング男子49㎏級に勝利し、東京2020パラリンピック初の金メダルを手にした。
アンマン出身、40歳のカラダ選手は3度目の試みで173㎏のリフティングに成功し、2006年のリオ・パラリンピックで世界記録を出したベトナムのレ・バン・コン選手に勝利した。
コン選手も173㎏の記録に達したが、カラダ選手の方が100g体重が軽いことにより(カラダの47.21㎏に対し、コンは47.31㎏)、勝者と判定された。
The first #ParaPowerlifting medallists of #Tokyo2020, ladies and gentlemen! 👏👏👏👏
— #ParaPowerlifting (@Powerlifting) August 26, 2021
Men's up to 49 kg#Gold Omar Qarada #JOR – 173kg #Silver Le van Cong #VIE – 173kg#Bronze Parvin Mammadov #AZE – 156kg#ParaPowerlifting #Paralympics #Tokyo2020 @paralympics pic.twitter.com/cwOZMbPILn
ヨルダンにとっては二度目、2008年の北京パラリンピックと2016年リオパラリンピックで銀メダリストとなったカラダ選手にとっては初のパラリンピック金メダルとなった。
アゼルバイジャンのパルビン・マンマドフ選手は156㎏の記録で銅メダルを獲得した。
その他の種目では、ヨルダン選手の結果は芳しくない。ヘタム・アブ・アワド選手は卓球女子シングルスの試合でイスラエルのキャロライン・タビブ選手に3-1 (13-11, 5-11, 11-5, 11-8)で敗退。
同じく卓球のファテン・エレリマト選手も女子シングルスでブラジルのジョイス・オリベイラ選手に対し3-0 (11-7, 11-9, 11-7)で敗北した。