
ニューヨーク:大坂なおみ選手は5日、ソーシャルメディアでテニスコートへの復帰を報告した。大阪氏は2ヶ月前の全米オープンを涙で敗退し、休養を取ることを宣言していた。
グランドスラム通算4勝の日本のチャンピオンは、コートでラケットを持つ自身の写真2枚をツイート。うち1枚では、ワークアウト用のファッションに身を包んだ様子を披露した。
大坂選手は写真と共に、「少しなまったような気がするけど、戻ってきて気分がいい」と投稿した。「たくさんの優しいメッセージをもらって、みんなに心からありがとうと言いたい。本当に感謝してる。」
それは9月3日のニューヨークで、10代のレイラ・フェルナンデス選手(カナダ)に敗れた後にテニスで試合に臨むことへの不安を打ち明けた際の態度とは全く対照的だった。
ディフェンディングチャンピオンだった大坂選手は敗戦後、「いくつかの問題と向き合っている」と認め、自らの情緒不安について詳しく説明した。
「最近の私は、勝っても喜びを感じないみたいです。より強く感じるのは安堵です。負けると、とても悲しくなります。」と大坂選手は語った。「それは普通じゃないと思います。泣きたくはありませんでした。」
「自分が何をしたいのか、見極めようとしているところなんだと思います。次にいつテニスの試合に出ることになるか、正直なところ分かりません。」
「しばらくの間、テニスから離れて休もうと考えています。」
大坂選手は実際に、ニューヨークでの敗戦以来、WTAイベントに出場していなかった。彼女のツイートには、いつどこで復帰するかのヒントは何もない。24歳の誕生日を先月祝った世界ランキング13位の大坂選手は、1月17日にメルボルンでの開幕が予定されている全豪オープンの現チャンピオンだ。
AFP