

アラブニュース・ジャパン
兵庫: 金曜日、西脇市に待望のアラブピタパンのパン屋「バビロンベーカリー」がオープンした。
「神戸、三木、大阪など近隣都市やその他日本各地には、中東や地中海のイスラム教徒が多く住んでいます」と、パン屋のオーナーでイラク出身のハイテム・フマディ氏はアラブニュース・ジャパンに語った。
「彼らに故郷と同じようなピタパンを体験してほしいと思います」と彼は話す。
本場の味を再現するため細部にまでこだわり、7年の歳月をかけて企画された。
同氏はトルコからシリア仕様のピタパン製造機を輸入した。始めは1日300kgを生産する予定だが、製造機は1日5tものパンを生産できる。
しかし、この機械を整備できる外国人技術者は、新型コロナの制限により現在来日できず、フマディ氏自身は忙しく働いている。
「バビロンベーカリー」は、日本全国のハラルショップやレストランなどの事業者を主な取引先とするが、個人客はオンラインで購入することができる。
フマディ氏は次のようにコメントした。「先週、FacebookとTwitterに投稿したばかりですが、東京、名古屋、広島などから、日本在住の海外の方だけでなく、日本人からも5日間で200件以上の反響がありました」