






アラブニュース・ジャパン
2020年のドバイ万博が大成功を収め閉幕する中、日本では、この世界的イベントの次回開催に向けて準備が進められている。
2025年4月13日から10月13日まで開催される「2025年大阪・関西万博」は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、未来社会の実験場となり、世界の知を結集し、地球規模の課題解決に資する場となることを目指す。
メインテーマを補足するのが、以下の3つのサブテーマだ。
2025年大阪・関西万博は大阪の夢洲にて開催予定で、主催者側の見込みでは、6ヶ月間の開催期間中に2,820万人が来場するという。また、150以上の国と25の団体が参加予定だ。
開催地である関西は本州の西に位置し、来訪者にとってたくさんの魅力を備えている。国内線・国際線ともに接続が良く、東京からは新幹線で約2時間半だ。非常に見どころの多い地域である。
東京に次ぐ大都市であり、活気あふれる食の都でもある大阪をはじめとし、古都京都・奈良、1200年の歴史を持つ比叡山延暦寺などの歴史ある寺院や城、ドラマチックな自然や海辺の風景など、関西には見どころがいっぱいだ。
また、関西にある徳島県には、人口1,500人の「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」という、ゴミゼロをコンセプトとしたコミュニティがある。
2003年に日本初のごみゼロ宣言を行い、現在ではリサイクル率が80%を超えている。リサイクル材と廃材を主な建材とした「HOTEL WHY」は、この取り組みの成功事例であり、宿泊客は循環型経済と共有経済を体験することができる。上勝町ゼロ・ウェイストセンターの取り組みは、2021年のDezeen Award for Sustainable Building of the Yearを受賞している。
また、大阪の中心部から北へ約30分、1970年に開催された日本万国博覧会の会場となった「万博記念公園」では、万博の歴史に触れることができる。アジア初開催となったこの万博は、「人類の進歩と調和」をテーマとしており、現在にも通ずるものがある。
公園内には5,000本の桜が植えられており、春には花見客で賑わう。また、岡本太郎氏の作品で、大阪万博の象徴となっている、高さ70mの『太陽の塔』が変わらず展示されている。
宿泊施設に関しても、2024年にはフォーシーズンズホテル大阪、2025年にはウォルドーフ・アストリア大阪がオープンするなど、数年後に大阪を訪れる人たちにとって楽しみとなる要素数多くある。
また、万博会場の近くにあるユニバーサル・スタジオ・ジャパンには、スーパーマリオをはじめとする日本の代表的なキャラクターが登場する「スーパー・ニンテンドー・ワールド」があり、家族連れは喜ぶことだろう。「マリオカート ~クッパの挑戦状~」でキノコ王国を旅したり、「ヨッシー・アドベンチャー」で不思議な卵を探したりと、子どもから大人まで楽しめるインタラクティブなアトラクションが満載だ。
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もっと詳しく:2025年大阪・関西万博:期待されること