
アラブニュース
リヤド:FIFAワールドカップに向けた準備を続けるサウジ代表選手らは日曜日、皇太子殿下と面会して気持ちを前向きにした。
グリーンファルコンズは、来月カタールで開催されるワールドカップを前に、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下と面会した。
選手らは、皇太子の励ましの言葉に自信が高まったと話した。
ディフェンダーのアブドゥラー・マドゥ選手は、サウジ通信が月曜日に公開したインタビューの中で次のように語っている。
「私たちにとって非常に大切な面会となりました。皇太子殿下からは、謙虚にプレーし、全員が自分たちの能力を信じるように言われました。それだけで物凄いモチベーションになりました」
健康上の問題を経て復帰したマドゥ選手は、この面会のおかげで選手たちはリラックスして試合に臨めると話した。
土曜日、北マケドニアと対戦したサウジ代表は、85分にサレー・アル・シェフリが唯一のゴールを決めて勝利した。
代表チームにかかる多大なプレッシャーと期待にもかかわらず、ムハンマド皇太子殿下から励ましを受けた後は特にチームが前向きになったとアル・シェフリ選手は言う。
「重荷が下りたような気持ちです。今後はもっとリラックスできるでしょう」
アル・ヒラルのアタッカーであるアル・シェフリ選手は、サウジ代表のユニフォームを再び着ることができて嬉しいと語るとともに、感動的なワールドカップのためにできる限りの貢献をしたいと意気込んだ。
「6ヶ月ぶりの試合でした。監督やチームメイトに完全復帰を証明したいという気持ちを抱いて戻って来れたのは良い気分です」
グリーンファルコンズは勝ちの勢いを維持したまま水曜日のアブダビでの対アルバニア戦に臨もうとしている。
今年のワールドカップでは、サウジアラビアはポーランド、メキシコ、そして優勝候補のアルゼンチンと同じグループに入っている。
グリーンファルコンズは、大方の予想の間違いを証明することを目指して、11月2日にルサイル・スタジアムでリオネル・メッシ率いるアルゼンチンと対戦する。