
アラブニュース・ジャパン
ドバイ:アラブ首長国連邦では日本食への愛が高まっているようだ。同国ではここ10 年間、日本食レストランが増加しており、その増加率は163.4%となっている。
アラブ首長国連邦(UAE)在住の日本人コミュニティは依然として小さなものだが、日本料理は世界中の人々にアピールする魅力を持っており、同国でもその人気はコミュニティの規模を超えるほど高まっている。
日本料理は、特定の有名店でしか味わうことができない非常に独特な食事体験と見なされていた時期があり、そのような店は特に様々な消費者に対してサービスを提供しているわけではなかった。
しかしここ数年は、UAE で日本料理が大きく成長している。
日本とUAEが国交樹立50周年を祝う中、地元のUAE市民やその他住民の日本食に対する強い関心は、両国の人々の強い人間関係にも大きな役割を果たしてきた。
「2013年には、日本料理を提供する飲食店はUAE全体で約 142店舗だったが、2022年には、約163.4% 増となる342店舗にまで増加した」。
日本食普及の親善大使UAE担当として日本政府から任命された大久保史郎氏はこう述べた。
これらの店舗のうち、2013年には日本食専門レストランは65店だったが、2022 年にはそれが168店舗に跳ね上がり158.5% 増加した。
また2013 年に142店舗だった日本食を提供するその他の多国籍料理店は、2022年には163.4% 増加し374店舗となった。同氏はこう付け加えた。