

アラブニュース
ドバイ:2022年11月20日日曜、FIFAワールドカップカタール2022の開幕戦となるカタール対エクアドル戦が行われたドーハのアル・バイト・スタジアムは試合後、綺麗とは程遠い散らかりようだったが、日本のサポーターが清掃を手伝った。
バーレーンの映像クリエーター、オマール・ファルーク氏は、試合終了後の日本サポーターの行動を目にし「とても驚いた」という。
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彼らになぜ掃除をしているのかと尋ねると、日本人女性がこう答えた。「日本人はゴミを置いて帰りません。場所に敬意を払います。」
別の日本人男性は「カメラに撮られているから」掃除をしているのではなく、敬意を示しているのだと説明した。
過去にもFIFAワールドカップの期間中、日本のサッカーファンが大きく取り上げられたことがある。
2018年の日本対コロンビア戦では、ロシアのスタジアムに対し日本人が敬意を払い、試合後に進んで清掃していたことに世界中が感銘を受けた。
日本サポーターは、大きなゴミ袋を準備して来ており、自分たちが座っていた席とその周辺の掃除をし、試合前と同じぐらい綺麗にして帰った。
2014年も同様に、日本代表がコートジボワールに敗れた後、日本のサポーターはブラジルのスタジアムを掃除して帰った。
これはサッカーのサポーターだけの文化ではなく、日本の文化である。