• ヘビー級戦は10月28日にサウジアラビアで開催される。
• フランシス・ガヌーにとっては、ボクサーとして初のプロ戦となる。

アラブニュース

リヤド：タイソン・フューリーは10月28日にリヤドで総合格闘技のスター、フランシス・ガヌーと対戦する。ボクシング界と総合格闘技界が盛り上がること間違いなし。

WBCチャンピオンとUFCの元チャンピオンとの対決は、ボクシングの公式ルールに則って行われるもので、一部で言われているような非競技的なエキシビション・マッチではない、と主催者に近い情報筋がアラブニュースに語っている。

世界最大のパンチャーであるガヌーは、「無敗のジプシー・キングを初めてTKOする男になろうとしている」と関係者は付け加えた。

今度の試合にはメディアも大注目しており、すでに多くのファンが戦いの日を待ち望んでいる。ガヌーは、彼のスポーツの原点であるボクシングに回帰するため、ヘビー級王者としてUFCと決別した。

多くの興行に参戦を望まれるアスリートとして知られるガヌーだが、アンソニー・ジョシュアやデオンテイ・ワイルダーとのヘビー級対決も噂されていた。

フューリーとの対戦を希望していたにもかかわらず、ガヌーは他の興行を行う選択肢を提示された。例えば、ジョシュアの後援者であるマッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン氏は、2023年初頭のファイトハブTV（Fight Hub TV）のインタビューで、カメルーン出身のフランシス・ガヌーをボクサーとしてファイターに加えたいと公言した。

「フランシス・ガヌーや他の選手とも話をしたが、みんなファイト界のビッグネームだ。全員と契約することはできないが、もちろんできる限り最強のチームを作りたい」

「我々はDAZNにビッグネームとベストファイトを提供したい。ガヌー、ネイト・ディアス、エドガー・ベルランガ、テレンス・クロフォードは間違いなく素晴らしい追加選手だと思っている。何が起こるか見てみよう」

元ヘビー級統一王者ジョシュアとの一戦は、ジョシュアと契約ができてさえいれば、必ず実現していたはずだとハーンは付け加えた。

「試合についてはフランシス・ガヌーとも話した。夏に実現することもできるだろう。大がかりなイベントになるだろうが、どうなることやら」

「私はフランシスが好きだ。彼はすごい男だし、絶好のポジションにいる」

ガヌーは、サウジアラビアのヘビー級No.1スターとの壮大なイベントに向けて、まさに絶好のポジションにいる。