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女子ワールドカップ、日本がザンビアに5-0で開幕勝利。

日本代表のMF遠藤淳(背番号13)がチームの4点目のゴールを喜ぶ。(AFP)
日本代表のMF遠藤淳(背番号13)がチームの4点目のゴールを喜ぶ。(AFP)
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22 Jul 2023 08:07:49 GMT9
22 Jul 2023 08:07:49 GMT9

ニュージーランド:宮澤ひなたが2ゴールを決め、田中美南と遠藤純がそれぞれ1ゴール・1アシストを記録した日本は、ザンビアを5-0で完封。土曜日の女子ワールドカップの開幕戦を飾った。

宮澤は前半と後半1回ずつワンタイムシュートを決め、初出場のザンビア、通称「コッパー・クイーンズ」を下し、見事な勝利を収めた。

田中はオフサイドの判定で2度ゴールを阻まれたが、55分には遠藤のアシストで同様の形でゴールを決めた。

遠藤はさらに71分、GKカトリーヌ・ムソンダの左サイドに持ち込み、左足でゴールを決めた。

日本代表のMF遠藤淳(背番号13)がチーム4点目のゴールを決めた。(AFP)

田中はVARによってオフサイド判定で2ゴールを取り消されただけでなく、後半開始早々にPKを与えられた際、これもまたオフサイドの判定で取り消された。

グループCの試合は、ニュージランド、ハミルトン市のワイカト・スタジアムで開催された初めてのワールドカップだった。土曜日の観客動員数は1万6111人で、1万8000人強を収容する同スタジアムをほぼ埋め尽くした。

ザンビアはワールドカップのデビュー戦で足元を固めるのに苦労した。スターストライカーのバーブラ・バンダはピッチのトップで孤立し、日本人ディフェンダー3人にマークされていた。

後半ロスタイムには、負傷したヘーゼル・ナリの代わりに先発したGKカトリーヌ・ムソンダが、ボックス内でのファウルで2枚目のイエローカードをもらい退場となり、コッパー・クイーンズの状況はさらに悪くなった。

当初、植木理子のPKはクロスバーの下に当たっていたが、VARはGKの侵入を理由にPKを取り直すよう裁定した。植木は2度目のチャンスをゴールネット右下にボールを突き刺すことで制した。

PKとチーム5点目を決め、喜ぶ日本代表FW植木理子(背番号09)。(AFP)

試合開始10分間で2度も得点のチャンスを作った藤野あおばだったが、43分にドリブルからのアシストを成功させ、試合を日本の支配下に置いた。この勝利は、藤野にとってワールドカップ参戦となると共に、19歳にして初のアシストとなった。

日本はこれでグループCの首位に立ち、得点数ではスペインを上回る。1995年以来、なでしこジャパンはワールドカップの開幕戦では無敗をキープしている。一方、5点差で敗れたザンビアはゴールディファレンスでマイナスに転じ、スペインとコスタリカを次に控え、16強入りは難しい状況にある。

次戦、日本はダニーデンへ移動し、スペインに3-0で敗れたコスタリカと対戦する。一方、ザンビアは自信に満ちたスペイン代表、通称「ラ・ロハ」と、オークランドでグループステージの第2戦を戦う。両試合とも水曜日に行われる。

AP

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