
東京:日本政府は、10月17日に発生したガザ地区アル・アハリ病院の破壊について、これまでの証拠から、イスラエルによる行動の結果ではないとの見解を示した。
小林麻紀外務報道官は水曜日の記者会見で次のように述べた。「10月17日にガザ地区のアル・アハリ病院が破壊され、多数の死傷者が発生した事案の原因主体について、イスラエル側とハマス・イスラム聖戦側が、それぞれ異なった主張を行っており、当事者の主張のみでの断定は困難なところである」
「その上で、わが国としては、これまで確認した各種情報を十分に考慮して、総合的な判断として、本件はイスラエル軍の攻撃によるものではないと考えている」
イスラエル占領軍が、パレスチナのイスラム聖戦による誤射によって病院が被害を受けたと主張している一方、パレスチナ側は、イスラエル軍からのミサイル攻撃によるものだと主張している。
その攻撃で数百人の民間人が死亡したと報じられている。